- 解説一覧
- シダレヤナギ(Salix babylonica)について

目次
基本情報
- 人間との関係
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街路樹や庭園の風致樹として植えられる。材は軟らかく、まな板、張板、楊枝などに用いられる。
中医方で枝を柳枝とよび、利尿、鎮痛の効があるとされる。根(柳根)、葉、種子(柳絮)、樹皮(柳白皮)なども薬に利用される。
参考文献
最終更新日:2020-07-03 キノボリトカゲ
形態
- 花の形質
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雌雄異株。雄花序は長さ 2~4 cm、径 0.7 cmぐらい、包は淡黄色、雄しべは2本。
雌花序は長さ 1.5~2 cm、径 0.35~0.5 cm、緑色。子房は卵形、無柄でほとんど無毛。花柱は非常に短い。
参考文献
最終更新日:2020-07-03 キノボリトカゲ
- 似ている種 (間違えやすい種)
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枝ぶり、葉形などに変化が多いが、とくに枝が長く垂れるロッカクドウ f. rokkaku 、枝はあまり長くならず、葉が小さいセイコヤナギ f. seiko がある。
オオシダレ S. oshidore は成葉が大きく、シダレヤナギと他種との雑種とされている。
参考文献
最終更新日:2020-07-03 キノボリトカゲ