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Malus toringoidesの分類 バラ科(Rosaceae)
Malus toringoidesの概要 Malus

Malus toringoides

情報不足種 (DD)

【IUCN】評価するだけの情報が不足している種

【 学名 】
Malus toringoides (Rehd.) Hughes

基本情報

草丈・樹高

・樹高:6~10 m
・幹径:30~40 cm

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最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、落葉小高木

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花期

5~6月

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分布

北海道、本州、四国、朝鮮

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和名の解説

ソミ(染み)の転訛で、樹皮を染料にしたため。

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別名・方言名

ヒメカイドウ、コリンゴ、ミツバカイドウ、コナシ、サナシ

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分類学的位置付け

リンゴ属

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人間との関係

野趣ある小白花を賞して、ときに庭園に植えられる、材は櫛、鏇作、器具に用いる。

樹皮は黄色の染料とし、またミョウバンを加えて黄色絵具をつくる。

盆栽やセイヨウリンゴの台木とする。

季題は「夏」桷の花。「たちよれば深山ぐもりに桷の花 飯田蛇笏」。

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形態

葉の形質

葉は互生、有柄で、花枝の葉は長楕円形あるいは狭卵形で長さ 3~8 cmあり、長枝の葉は卵形で3~5中裂するものがある。

縁にはきょ歯がある。新葉には軟毛があるが成葉はやや無毛。

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茎(幹)の形質

株立ち状で、枝が多く分枝し、小枝は帯紫色でしばしばとげ状となる。若枝には軟毛がある。

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花の形質

新生枝の短枝端に白色5弁花3~7個が散状につく。花柄は細く長さ 2.5~4.5 cm、花冠は径 2.5 cm。

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果実の形質

果実は9月成熟、球形で径 0.6~1 cm、紅熟する。

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種子の形質

種子は淡褐色で倒卵状楕円形をしている。

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生態

生育環境

山地の原野の日あたりのよい適潤地を好んで生ずる。

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その他生態

陽樹。水湿に富む向陽の地を好む。生長は早い。萌芽力がありせん定できる。移植力は普通である。耐寒性はある。

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関連情報

栽培方法

繫殖は実生による。秋に除霜後もぎとり、果肉を水洗して陰干しし、常温冷所で貯蔵し3~4月頃、播種する。

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病害虫

赤星病

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種・分類一覧